診療内容
白内障、緑内障、糖尿病網膜症、結膜炎などの一般眼科診察から小児眼科、近視治療、メガネ・コンタクトレンズ検査まで、正確で丁寧な新しい眼科医療をご提供します。
- 診察させていただいた結果、難治難病、他科との連携が必要な疾患、手術や入院を要する疾患の場合は、近隣の大学病院と連携し、必要に応じて責任を持ってご紹介する体制をとっています。
(日本医大武蔵小杉病院、帝京大学溝の口病院、関東労災病院、聖マリアンナ病院、慈恵医大病院 等連携)
![【画像】眼科診察に使う機器](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/AdobeStock_292231641.jpeg)
白内障
白内障とは眼の中の水晶体が濁った状態をいいます。視力低下やかすみ、まぶしさなどを自覚します。
当院では、白内障の診断、程度、白内障手術が必要かどうか、どの病院で手術をすべきか、点眼治療をご希望の方、セカンドオピニオンをご希望の方、既に手術をされた方、手術紹介状をご希望の方にも丁寧にご対応いたします。お気軽にご相談ください。
緑内障
最近増加傾向にあり、40歳以上の方の20人に1人が緑内障にかかっています。
当院の患者様の約10%が緑内障の方です。
緑内障の診断には、三次元画像解析検査(OCT)と視野検査が欠かせません。
当院ではそれらの検査を、予約なしで当日もしくは近日中に実施し、診断・ご説明を行っています。
検診で異常を指摘された方、高眼圧の方、ご両親どちらかが緑内障の方、強度近視の方は、無症状でもまずはご相談ください。
糖尿病網膜症
糖尿病の方は内科だけでなく必ず眼科検査も受けてください。
糖尿病網膜症は失明率が高く怖い病気です。
高血圧性網膜症
高血圧が原因で網膜に出血や炎症をおこし、視力低下に至ります。
高血圧性網膜症とは
高血圧が原因で網膜の動脈が細くなったり、くびれたりします。
症状が進むと、網膜に出血や白斑、浮腫が現れ視力低下に至ります。
症状
初期の状態では自覚症状はでません。
悪化してくると、かすみ・ゆがみ・視力低下を自覚します。
原因
高血圧が原因です。高血圧の方は年に一度は眼底検査を受けることをおすすめします。
診療
まず高血圧の治療が大切です。
また、眼科的に網膜の止血剤や循環改善剤による治療をします。
黄斑変性症
眼底の網膜の中心部分が障害される病気で、視力障害が顕著です。
最近日本でも増加傾向です。特に60代~70代の方に多く発症します。
黄斑変性症とは
黄斑変性症は、主に網膜の中心部分「黄斑部」の加齢により発症します。
黄斑変性症には委縮型と浸出型があります。
共に悪化しやすく、予後が不良な疾患でしたが、最近になり新たな治療法が出てきています。
![【画像】視覚障害者手帳交付の原因疾患](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/ea38c554b20042da20834683da8766fb.jpg)
症状
ゆがみ、中心部が見えづらい、視野が欠ける、視力低下などを自覚します。
悪化すると、強度の視力低下に至ることもあります。
![【画像】見え方変化](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/c962cdefc1fc0216ce00dff2172b0c45.jpg)
原因
黄斑部にある網膜の血管が加齢等により詰まると、新生血管が発生します。
新生血管はとても弱く、すぐに破裂して出血を繰り返し、周辺の網膜を徐々に傷害していきます。
また、抗酸化酵素の不足で黄斑部がダメージを受けることも原因となります。
診療
眼底検査、OCT検査、視野検査などで診断します。
治療法は、最近とても進歩してきていますが、それぞれ問題点も多くまだまだ発展途上です。
レーザー、抗VEGF療法、ステロイド剤注射、硝子体手術などがあります。
病状に合わせて、選択することが必要です。
また将来は再生網膜の移植も期待されています。
飛蚊症
視界に糸くずや黒い影、蚊のようなものが見え、視点を変えるにつれ、それが動き回るように感じます。
時に網膜疾患に伴って発症することもあり、眼底検査が必要です。
![【画像】飛蚊症](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/AdobeStock_174873824-1024x574.jpeg)
飛蚊症とは
視界に糸くずや黒い影、蚊のようなものが見え、視点を変えるにつれ、それが動き回るように感じます。
特に明るい場所で白いものや空を見た場合によく見えます。
![【画像】飛蚊症](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/AdobeStock_280835019-1024x819.jpeg)
原因
加齢によることが多いのですが、時に網膜剥離や眼底出血に伴って起こることもあり、眼底検査が必要です。
網膜剥離
眼底の網膜が突然剥がれて、視力障害や視野障害をおこす病気です。
網膜剥離の程度により様々な症状がおこりますが、最悪の場合失明に至るので早めの眼底検査が必須です。
ものもらい・霰粒腫
ものもらいと霰粒腫(さんりゅうしゅ)は似ていますが、違う病気です。
ものもらいとは
ものもらいは、まぶたのふちや内側についている細菌(黄色ブドウ球菌など)が分泌腺に入り感染して起こるもので、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)ともいいます。
治療は、点眼薬、軟膏、内服薬等です。
![【画像】麦粒腫の断面](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/AdobeStock_392995575.jpeg)
霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは
霰粒腫(さんりゅうしゅ)は、まぶたのマイボーム腺がつまり、中に分泌物が溜まってしこり状になった状態です。
通常の霰粒腫は細菌感染はしていませんが、霰粒腫に細菌感染が併発すると急性霰粒腫となり、さらに腫れます。
治療は、点眼薬、軟膏、内服薬ですが、難治性の場合はステロイド剤の注射をすると効果的です。
ドライアイ
最近、涙の成分であるムチンの分泌を促進する新しいタイプの点眼薬が開発されました。
![【画像】眼精疲労](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/AdobeStock_299270821-1024x683.jpeg)
ドライアイとは
ドライアイとは、涙の乾きなど涙の異常により、目の表面の健康が損なわれる疾患です。
症状
ドライアイは多様な症状がおこります。
乾く、疲れる、充血、痛み、異物感、かすみ、急に涙が出てくる、などです。
![](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/9eea46e6d93acaa0e9e5e4c752a9b892.png)
原因
ドライアイは、大きく2つに分類することができます。
1つは、涙の量が減ってしまう「量的な異常」、もう1つは、涙の性質や涙を保持する能力が変化する「質的な異常」です。
- 「量的な異常」とは
涙の分泌そのものが少ない状態です。 - 「質的な異常」とは
涙の成分の異常です。例えば、脂質成分やムチンと呼ばれるタンパク質成分が少ない、角結膜上皮に問題がある、などの原因により、涙は分泌されていても涙が目の表面に留まらない、すぐに乾いてしまう、といった状態です。
「質的な異常」の一部に『BUT短縮型ドライアイ』と呼ばれる種類のドライアイがあります。
これは、涙は分泌されているが目の表面で涙の膜が安定せず、5秒以内に涙が乾いてしまう状態をいいます。
最近、パソコンなどの作業が多いオフィスワーカーやコンタクトレンズを装用している方を中心にこのタイプのドライアイが増えています。
診療
角膜を保護する涙にはムチンという物質が含まれています。
ムチンは唾液にも含まれるぬるぬるした粘液成分で、角膜表面では乾燥を防ぐ大切な役割を担っています。
最近、このムチンを増やす点眼薬が2種類発売されました。
「ジクアス」と「ムコスタ」です。
従来の点眼薬で効果不十分な患者様でも、この新しいタイプが効果を発揮しています。
点眼薬でも、ドライアイの症状がコントロールできない場合には、涙道閉鎖が適応となります。
これは、涙の流れていく涙道を閉鎖する方法で、涙点プラグと呼ばれています。
涙点の部分にシリコン製プラグを挿入することにより、眼内貯留涙液量の増加を目的とするものです。症状に応じて、上または下の涙点、もしくは上下両方の涙点閉鎖を行います。
処置は短時間(挿入のみは数秒で済みます)で、痛みはありません。
花粉症・アレルギー
当院では抗アレルギー剤とステロイド剤を組み合わせ、副作用を抑えた上でより的確な治療を行います。
鼻炎の症状のある方には、点鼻薬・内服薬も処方し総合的な治療をしています。
![【画像】花粉症](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/AdobeStock_63599321-1024x678.jpeg)
レーザー治療
当院では、新しいアルゴンレーザー、YAGレーザー、SLTレーザーの3種類を使用して、以下の疾患を治療しています。いずれも健康保険が適用されます。
また手術扱いとなるため、医療保険の保険金支給対象となる場合があります。
アルゴンレーザーの対象疾患
- 糖尿病網膜症
- 網膜静脈閉塞症
- 網膜裂孔
- 閉塞隅角緑内障
YAGレーザーの対象疾患
- 後発白内障
- 閉塞隅角緑内障
SLTレーザーの対象疾患
- 開放隅角緑内障
コンタクト・メガネ処方
コンタクト検査
お一人おひとりの目の状態に合った、適したレンズのご提案、検査、処方をいたします。
眼病をお持ちの方でも検査可能です。
- コンタクト未経験の方は、お電話でのご予約をお願いいたします。
- 処方箋のみの発行も可能です。
- 当院では、多種多様なソフトコンタクトレンズをお試しで使えて比べたり、無料体験が可能です。
どうぞご利用ください。
メガネ検査
3歳児からご高齢の方まで、適切なメガネを処方します。
眼精疲労や弱視、斜視治療用のメガネも可能です。検査後、1ヶ月有効なメガネ処方箋を発行いたします。
その他
眼科用サプリメント
眼科用に開発されたサプリメントです。
ルテイン、ゼアキサンチン、ビタミン等が配合され、黄斑変性症など加齢とともに増える眼病リスクに対応します。
目の状態に合わせて、3種類を使い分けます。
眼科用サプリメント一覧
サンテグラジェノックス
内容量 | 料金(税込) |
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30粒(約1ヶ月分) | 1箱 5,060円 |
眼などの健康を保つ栄養成分である「松樹皮エキス(ピクノジェノール)」と「ビルベリーエキス(ミルトセレクト)」をバランスよく配合したサプリメントです。
![](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/4ceea784a5ff46752a8f666a5e32a350.jpg)
サンテウェルビジョン
内容量 | 料金(税込) |
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60粒(約1ヶ月分) | 1箱 4,400円 |
眼などのエイジングケアに着目して開発され、ルテイン・ゼアキサンチン(抗酸化物質)、ヒシ果皮ポリフェノール(抗糖化物質)を配合。
1日2粒で白内障・老眼・疲れ目のケアができます。
![【画像】サンテウェルビジョン](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/santen_wv-1.jpg)
ロートクリアビジョンジュニアEX
内容量 | 料金(税込) |
---|---|
30粒(約1ヶ月分) | 1箱 3,300円 |
近くを見ることが多い現代の子供たちへ、近視抑制のサプリメントです。
近視に関係があると考えられている遺伝子、EGR1を高める食品成分「クロセチン」を7.5mg配合。
クロセチンは目の疲労感やピント調節機能を整える機能性表示食品関与成分として知られるカロテノイドの一種です。
![【画像】ロートクリアビジョンジュニアEX](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/rohto_cvjr_ex-1-1.jpg)
ロートクリアビジョンジュニア
内容量 | 料金(税込) |
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60粒(約1ヶ月分) | 1,650円 |
ロートクリアビジョンジュニアEXがリニューアルされた商品です。ドーナツ型チュアブルでポリポリ食べやすいことが特徴です。
![](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/Frame-9.png)
「アイシャンプー」の取扱いを開始しました。
女性の目元は毎日のお化粧やマツエクなどが原因で、まつ毛の毛根やマイボーム腺に汚れが詰まりがちに。アイシャンプーで毛根付近を清潔にケアし、ドライアイや結膜炎、麦粒腫、抜け毛などを予防する効果があります。
詳細は受付まで。
- 保険適応外 1,980円(税込)
![【画像】アイシャンプー](https://shinjo-ganka.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/08e9690e47beaff456b0e32e56342ecc.jpg)